赤ちゃんの成長を見守る大切な機会!乳幼児健診とは?
2025年 3月 10日

赤ちゃんが生まれてからの成長は、とても早く日々変化していきます。そんな大切な時期に、赤ちゃんの健康状態や発育をしっかり確認できるのが「乳幼児健診」です。でも、「どんなことをするの?」「もし問題が見つかったらどうしよう…」と不安に感じることもありますよね。今回は、乳幼児健診の内容や大切さについて解説していきます!
乳幼児健診って何?
乳幼児健診とは、赤ちゃんの健康や発育の状態を確認するための大切な健診です。生後数か月ごとに決まった時期に受けるもので、自治体が無料で実施していることが多いです。
主な健診のタイミングと内容
- 1か月健診:産婦人科で行われることが多く、赤ちゃんの身長・体重の増え方やママの体調などを確認
- 3~4か月健診:首のすわり具合や視力・聴力の発達など
- 6~7か月健診:おすわりができるか、離乳食の進み具合など
- 9~10か月健診:はいはいの様子や手指の動きの発達など
- 1歳半健診:歩行や言葉の発達、歯の状態など
- 3歳健診:視力・聴力の検査や、社会性の発達など
これらの健診では、医師や保健師が赤ちゃんの成長を総合的に見てくれます。「順調に育っているか」「何か気になることがないか」を相談できる機会でもあるので、ぜひ活用しましょう!

乳幼児健診でどんなことをするの?
健診では、赤ちゃんの体の成長や発達をチェックするために、以下のようなことを行います。
身体測定
赤ちゃんの体重・身長・頭囲・胸囲を測定し、成長のペースを確認します。「うちの子、小さめかも…」と不安に感じることもあるかもしれませんが、一人ひとり成長のペースは違います。医師が総合的に判断してくれるので、安心してくださいね!
発達のチェック
赤ちゃんの首のすわり、寝返り、おすわり、はいはい、歩行などの運動能力の発達や、目や耳の反応を確認します。「うちの子、まだできない…」と焦る必要はありません。成長には個人差があるので、ゆっくり見守ることも大切です。
健康状態の確認
心臓の音を聞いたり、皮膚やお腹の様子を診たりして、病気や異常がないかを確認します。もし気になることがあれば、小さなことでも遠慮せずに相談しましょう!
育児の相談
「夜泣きがひどい」「離乳食がうまく進まない」「言葉がなかなか増えない」など、日々の育児で気になることを相談できます。専門家に話すだけでも気持ちが楽になることもありますよ!
乳幼児健診を受けるメリット
早期発見・早期対応ができる
もし発育や健康状態に気になる点があった場合、早めに対策をとることができます。専門家がアドバイスしてくれるので、安心して育児を続けられます。
育児の悩みを相談できる
赤ちゃんの成長には個人差があります。「ほかの子と比べて大丈夫?」と心配になることもあるかもしれませんが、健診で医師や保健師に話を聞いてもらうだけで、気持ちが楽になります。
赤ちゃんの成長を実感できる
定期的に成長を確認することで、「こんなに大きくなったんだ!」と実感できます。健診の記録を残しておくと、あとで見返したときに成長の過程がよく分かりますよ!

乳幼児健診を受けるときのポイント
- 気になることは事前にメモしておく 当日、緊張して聞きたいことを忘れてしまうこともあるので、事前にメモをとっておくと安心です。
- 母子手帳を忘れずに! 健診結果を記録してもらうために、母子手帳は必ず持参しましょう。
- 赤ちゃんのリズムを考えて受診する 健診は予約制のことが多いですが、可能であれば赤ちゃんの機嫌が良い時間帯に受けるとスムーズです。
まとめ
乳幼児健診は、赤ちゃんの成長を確認しながら、育児の悩みを相談できる大切な機会です。毎日赤ちゃんと向き合っていると、成長の変化に気づきにくいこともありますが、健診を通じて「こんなに大きくなったんだ!」と実感できるはずです。
育児は楽しいことばかりではなく、悩むことや不安になることもたくさんあります。でも、乳幼児健診をうまく活用して、赤ちゃんの成長を見守っていきましょう。どんなときも、あなたの育児を応援しています!
[監修]産業看護師・更年期指導士 早川 里実 先生
様々な医療現場で看護師として従事し、早期からのヘルスケアの重要性を痛感。現在は、性差による健康課題に焦点を当て、セミナーを通して啓発活動を行っている。