妊活うつかも?今すぐセルフチェック!
2024年 7月 14日
妊活中は生活習慣を見直し、栄養価の高い食事を取り入れ、温活を心がけていても必ずしも妊娠するとは限りません。なかなか妊娠しないことへの不安や焦りから、うつのような症状に陥る女性も多くいます。ここでは妊活うつについて見ていきます。
妊活うつとは?
妊活うつとは、妊活中にうつ病を発症する、またはうつ状態になることです。
妊活によるストレスで心身の調子を崩し、日常生活を送るのが困難になります。原因が妊活中のストレスにあることから、「不妊うつ」「不妊ノイローゼ」とも呼ばれる症状です。
突然悲しい気持ちになったり睡眠障害になったりと症状は人それぞれですが、気分の落ち込みが激しく日常生活に支障が出る、または長期にわたり心身の不調を感じる場合は医療機関の受診が必要です。しかし一般的に、多くの女性が抱える心身の変化として軽く受け取られてしまうこともあります。
セルフチェックしてみよう!
まずは妊活うつの兆候がないかチェックしてみましょう。
心身の状態が不安定になると、気持ちの焦りと時間が迫ってくるような感覚に陥り、余裕がなくなってきます。またパートナーに対して不快な気持ちを抱くようになってきたら、妊活うつの兆候かもしれません。
妊活うつを改善するには
妊活うつの改善でまず大切なことは、一人で抱え込まないことです。妊活中は子どもができない不安やプレッシャー、職場への罪悪感などから心身ともにバランスを崩しやすくなります。過度なストレスは妊娠の成功率も下がってしまうため、心身の変化を感じたら以下の対応をするようにしましょう。
少しでも不安を感じたら、誰かに話を聞いてもらうようにしましょう。身近な人に話しにくい場合には、不妊カウンセラーや臨床心理士に相談するのもおすすめです。カウンセリングを受けるときは一人ではなく、できればパートナーと一緒に受けると、お互いの抱えている不安を解決する糸口が見つかるかもしれません。
妊活うつの原因って?
妊活うつの原因は一概に一つに決められるものではありません。自分のライフプラン・キャリアプラン・心身の状態・人間関係が複合的に絡み合い、不安を感じてしまいます。
妊活うつの原因として多い要素は以下の通りです。
不妊治療は周囲の協力も必要不可欠となる治療です。まずは自分にとってのストレスとなるものを整理し、一つひとつ向き合っていくことが大切です。
妊活の環境を整えるのが難しい
共働きの家庭も多いため、不妊治療をしている女性の多くは仕事を抱えているケースがあります。不妊治療は心身の状態に合わせて受診日が変更になったり、体外受精・顕微鏡受精などの高度不妊治療の場合、1ヵ月に10日以上の通院が必要だったりと、仕事の調整が不可欠です。
しかし、職場の理解が乏しければ退職を余儀なくされてしまうかもしれません。しかし、同時に高額な治療費で頭を抱えることにもなり、費用の工面でストレスを感じる方も多くいます。
まとめ
妊活は頑張りすぎると、過度に自分にプレッシャーを与えてしまい心身ともにストレスを感じやすくなります。パートナーと気分転換しながら、前向きに楽しむ方法を見つけてくださいね。