妊活しながら仕事に取り組むためのメンタル対策
2024年 7月 23日
妊活中の女性は、金銭面やキャリアなど多くの問題を抱えています。仕事を続けなければならない理由はさまざまですが、自身のメンタルと上手く付き合いながら取り組んでいかなければなりません。
今回は、妊活をしながら仕事を続けなければならない女性のメンタル対策について紹介していきます。
目次
・妊活中にメンタルが落ち込む理由
・落ち込んだときには話を聞いてもらおう
妊活中にメンタルが落ち込む理由
妊活中にメンタルが落ち込んでしまう理由には何が挙げられるのでしょうか?
妊活と仕事との両立
妊活を始めると、どうしても通院回数が多くなってしまうため仕事との両立が困難になる場合があります。
仕事の休みを上手く調節ができている場合でも、仕事が忙しく疲れてしまうとセックスが億劫になってしまうかもしれません。妊活中は仕事の優先順位を決めて、スケジュールを調節してみましょう。
生理がくるたびに落ち込む
毎月生理が来るたびに落ち込んでしまうと、妊活うつになってしまう方もいます。妊活はいつ妊娠できるか分からないため、気力が低下してしまいます。
しかし生理とは、古くなった子宮内膜を月経血として体外に排出し、子宮内を綺麗に掃除していることです。生理は「赤ちゃんを迎えるための準備」と前向きに捉えてみてください。
パートナーとの温度差
妊活に対する気持ちに温度差が生じてしまうと、一人だけが抱え込む状況になってしまいます。
普段からパートナーとの会話を大切にして、妊活に対する共通意識を持っておくことで温度差を解消できます。
周囲の声
周囲の「子供はまだ?」や、友人の妊娠報告など、周囲の声がつらく感じてしまいます。妊活中に最も大切にしなければいけないのは「自分の気持ち」です。
自分のネガティブな感情を受け止めてあげて、辛い時には気持ちを吐き出すことも忘れないでください。
経済的負担
2022年4月から不妊に関する検査、薬、人工授精、体外受精、顕微授精などが保険適用となりました。しかし通院にかかる交通費や、仕事を休むことでの機会損失も考えると、まだまだ経済的負担は重くのしかかってきます。国の制度とは別に、自治体独自の助成制度を設けている場合があるので確認してみてください。
落ち込んだときには話を聞いてもらおう
妊活が辛くなって落ち込んだ時には、一人で抱え込まずに話を聞いてもらいましょう。
パートナーとの会話を大切にする
妊活で感じる辛い思いを、一番理解してもらいたい相手はパートナーではないでしょうか。
妊活中、思うような結果が出ないとお互いにギクシャクしてしまうかもしれません。中には夫婦関係が悪化し、離婚してしまうケースもあります。
パートナーとの会話を大切にして、一人で全てを抱え込まないようにしましょう。
SNSを活用して情報共有する
身近な友人に妊活中の悩みを打ち明けにくい場合があるかもしれません。
そんな時はSNSを利用して、妊活仲間を探す方法もあります。SNSを利用して情報共有をしたり、同じように悩んでいる仲間がいれば「自分だけではない」と前向きな気持ちにもなれます。
しかし同時に妊娠報告など辛い情報も目に入りますので、依存しすぎないように気をつけましょう。
カウンセラーに相談する
妊活が辛くなってしまった時にはプロに話を聞いてもらう方法もあります。
「生殖心理カウンセラー」という、不妊治療に関する知識を持ち合わせた臨床心理士に相談に乗ってもらうことができます。不妊治療専門のクリニックなどで雇用されている場合もあるので確認してみてください。
まとめ
妊活をしながら仕事を続けることは、大きなストレスになるかもしれません。
妊活中に最も避けたいことは「一人で抱え込むこと」です。辛い気持ちを我慢せず、いつでも吐き出せる環境を用意しておけば、ストレスとも上手く付き合っていくことができます。