要注意!妊婦が食べられないもの、妊娠中食べたらダメなものを知って健康な妊娠生活を|ムーンリーブログ

2024年 6月 18日

https://reliable-friends-900b141288.media.strapiapp.com/1_9f63fe5a9e.webp

妊娠中の食べ物でダメなものや妊娠中には食べられないものがあるのか気になりますよね。妊娠中の食事について正しい知識を持つことで、安全な妊娠生活を送りましょう。

基本はバランスの良い食事

妊婦の食事における基本は、やはりバランスの良い食事です。日本では特に若い女性の中では痩せている人が多く、妊婦にとって必要な栄養素の不足が心配されています。バランスの良い食事とは、主食・主菜・副菜を組み合わせたもので、1日のうち2回以上はこの3つをしっかり揃えた食生活を意識しましょう。Moonlyのアプリでは、妊娠中におすすめの栄養素などをまとめたコラムも読むことができます。

妊娠初期に注意しなければならない食べ物があるのはなぜ?

普段は意識しないで食べているものでも、妊娠中はママが食べた物が赤ちゃんの栄養となるため、意識する必要があります。食べ物によっては、赤ちゃんの成長や発達に影響を及ぼす可能性があります。特に妊娠初期は赤ちゃんの発育が著しい反面、免疫が低下する時期でもあります。妊娠初期に食べてはだめな食べ物を知って、胎児にとって良いものを食べるようにしましょう。とくに魚・肉・卵などの食べ物は生で摂取せずに、加熱するように工夫しましょう。

妊娠中に気をつけるべき食べ物

1. アルコール

アルコール摂取は、赤ちゃんの成長や発達に悪影響を及ぼす可能性が高いため控えましょう。どうしてもお酒を飲みたい場合は、オールフリーのビールや、アルコール0%のカクテルを代用し、雰囲気を楽しむのがベターです。また、妊娠中のたばこも赤ちゃんに悪影響を与えることで知られています。妊娠中は禁酒・禁煙を徹底しましょう。

2. カフェイン

赤ちゃんの発育を阻害する可能性があるため、カフェインの過剰摂取には気を付ける必要があります。コーヒー・紅茶・緑茶は1日1~2杯にとどめ、エナジードリンクやハイカカオチョコレートも、商品によってはカフェインの含有量が多いため気をつけましょう。

article1_1

3. 刺身・生魚の卵

魚は良質なタンパク質であるため、妊娠中には積極的に摂取したい栄養素の一つです。ただし、生の状態で食べると食中毒を引き起こす可能性もあるため注意しましょう。万が一妊娠中に食中毒を引き起こすと、胎児に悪影響を及ぼす可能性もあります。食べる際は十分加熱してから食べるようにしましょう。

4. 水銀が含まれる魚

調理方法だけでなく、魚の種類によっても控えたほうがベターなものがあります。魚の中には水銀をため込みやすい種類もいるため、大量に食べるとお腹の赤ちゃんに悪影響を及ぼす可能性もあるのです。水銀をため込みやすい魚としては、マグロ類(マグロ・カジキなど)、深海魚類(キンメダイなど)、サメ類が挙げられます。これらの魚は、「妊娠中食べちゃダメ」という程ではありませんが、週に80グラムまでにするなど、量の調整が必要です。

5. 生肉

生肉も、妊娠中食べない方がいい食材の一つです。妊娠中はリステリアという菌に感染しやすくなります。リステリア菌に感染すると、食中毒を起こしやすくなります。死亡率は20%と高く、妊婦さんや赤ちゃんに感染すると流産や死亡に至る可能性もあります。リステリア菌は冷蔵庫でも繁殖する危険性があるため、動物性の食材・食肉加工品(ハム・ベーコン)・ナチュラルチーズなどは、加熱をしてから食べるようにしましょう。


あなたに合った妊娠中の食事を知りたい時は

Moonlyアプリですぐにチェックしてみましょう

Download Moonly app now

6. 昆布

海藻類の中でも特に昆布に多く含まれるヨウ素。ヨウ素の過剰摂取は、赤ちゃんの甲状腺機能が低下する原因になるため注意が必要です。和食に馴染みがあり、出汁として頻繁に使用されているため、許容量を守りながら使用、またはカツオや煮干しの出汁に切り替えるのがよいでしょう。大豆にはヨウ素の吸収を穏やかにする作用があるため、昆布を食べるときは一緒に納豆や豆腐などの献立を取り入れるのもおすすめです。

7. ひじき

食物繊維やミネラルが豊富で、妊婦さんにもおすすめな面がある一方、ヒ素が含まれるため食べすぎには注意しましょう。胎児に健康被害をもたらす可能性もあります。

8. ビタミンA

妊娠初期にビタミンAを摂取しすぎると、赤ちゃんが形態異常を引き起こす可能性があるといわれています。特にビタミンAの含有量が多いレバーやウナギは、週に1回程度にとどめ、食べすぎには注意しましょう。

妊娠中の食生活について

妊娠中の食事はお腹の赤ちゃんの発育に関わるため、ある程度の注意が必要ですが、過度に敏感になる必要もありません。妊娠中にはダメな食べ物や妊婦は食べたら絶対にダメな食べ物があるというわけではありません。基本は1日3食をバランスよく食べ、偏った食生活にならなければ問題ありません。嗜好品は控える、生のまま食べない、毎日同じ物を食べ続けないなど、基本的な注意事項を意識し、妊娠中はヘルシーで安全な食生活を楽しむようにしましょう。

妊娠中におすすめの食べ物は?

ここまでは気を付けるべき食べ物について紹介しました。それでは妊娠中食べていいものや妊娠中食べた方がいいものについても簡単にご紹介します。とくに妊娠中に必要になる栄養素は、主に葉酸・鉄分・カルシウムです。葉酸は先天異常の予防のために妊娠前からの摂取が推奨されています。また、鉄分は血中の酸素の運搬に必要不可欠な栄養素ですが、妊娠期には通常時よりもさらに需要が増えるため、妊婦に必要な栄養素と言えます。葉酸は枝豆やアスパラガス、ほうれん草やウニなどに含まれています。鉄分はレバーや納豆、小松菜などに含まれています。これらの食材を意識してとれると良いでしょう。カルシウムも妊婦さんの食事に欠かせない栄養素です。そもそも日本人女性のカルシウム摂取量は不足している場合が多いと指摘されています。胎児の体を作るために重要な栄養素になるため、意識的に摂取する必要があります。カルシウムは牛乳やヨーグルトなどの乳製品、また豆腐や納豆などの大豆製品に多く含まれています。

まとめ

実は妊娠中に食べたらダメなものや妊婦さんが食べられないものは殆どありません。注意すべき食材に対しても、調理方法(かならず加熱して食べるなど)を工夫することで問題なく食べられる場合もあります。一番大事なのは、バランスよく、適切な量を食べて赤ちゃんをお腹の中でしっかりと育て、また正常な分娩を迎えることです。「妊娠中食べていいものだけ食べよう」「妊婦だからこれは食べちゃダメ」などと必要以上に過敏になる必要はありません。健康な食生活で、ストレスをためないようにしましょう。



FAQ

https://reliable-friends-900b141288.media.strapiapp.com/moon_mobile_ja_0f1b61e862.webp

Moonlyをダウンロードしよう

生理・妊活・メンタルの管理をサポート

https://reliable-friends-900b141288.media.strapiapp.com/app_store_ja_05adadc6ed.webp
https://reliable-friends-900b141288.media.strapiapp.com/google_play_ja_8ef316698a.webp