育児中に悩む肩こりや腰痛を改善しよう!

2025年 2月 2日

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育児は愛情いっぱいの時間であると同時に、体への負担も大きいものです。特に肩こりや腰痛に悩まされる方は多いですよね。今回は育児中に起こりやすい肩こりや腰痛の原因とその対策について解説していきます。少しでも楽に育児を楽しむ助けになれば嬉しいです!


育児中に肩こりや腰痛が起こる原因

姿勢の問題

授乳中や抱っこをする際、つい猫背や巻き肩になりがちです。赤ちゃんを安全に抱くことを優先して自分の姿勢を無理に合わせることで、肩や腰に負担がかかることがあります。特に長時間の授乳や抱っこは、大きな負担になります。


抱っこやおんぶの負荷

頻繁な抱っこやおんぶによって肩や腰にずっと負荷がかかり、痛みを引き起こします。赤ちゃんの成長とともに体重が増えると、負担も大きくなります。また、抱っこ紐やスリングの使い方が正しくない場合、特定の部位に負担がかかりすぎることもあります。


運動不足

育児中は外出することが減って、運動量が少なくなりがちです。これにより筋肉がかたまって、血行が悪くなります。また、妊娠中の運動不足が子育て中にも影響することがあります。


ストレスの影響

子育て中は、睡眠不足や不安感、孤独感などからストレスがたまりやすい状況です。このストレスが体にこわばらせて、肩や腰の痛みを悪化させることがあります。

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肩こり・腰痛が悪化するとどうなる?

頭痛や吐き気

肩こりがひどくなると、頭痛や吐き気を引き起こすことがあります。これは肩や首の筋肉がこわばって、神経や血管にも影響を与えるためです。


痛みの広がり

肩や腰の痛みが周りの部位に広がることがあります。放置すると治りにくくなり、日常生活にも支障をきたす可能性があります。


深刻な症状

神経が圧迫されると、しびれや麻痺が起こることがあります。症状が進行すると医療機関での治療が必要になる場合もあります。


肩こりや腰痛の対策方法

姿勢の改善

授乳や抱っこをするときは、椅子やクッションを使って自分が楽な姿勢になるよう心がけましょう。また、負担が軽くなるように抱っこ紐やスリングを調整してみましょう。


ストレッチと軽い運動

肩や腰、肩甲骨周りのストレッチを定期的に行うと、筋肉がほぐれて血流が良くなります。ウォーキングなどの軽い運動を取り入れることも効果的です。


栄養バランスの見直し

筋肉や神経の健康維持には、栄養も大切です。特にビタミンB群やマグネシウム、たんぱく質、鉄分を意識的に取り入れるようにしましょう。


リラクゼーション

ストレスを軽減するために、自分なりのリラックス方法を見つけましょう。アロマテラピーや深呼吸、入浴などを試してみてはいかがでしょうか。また、子どもの世話をパートナーや家族に協力をお願いすることで、育児の負担を分散させることも重要です。


医療機関の利用

痛みが長引く場合やしびれなどの症状がある場合は、整形外科やリハビリテーション科を受診しましょう。専門的なアドバイスや治療を受けることで、早めに症状を軽減できるかもしれません。

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まとめ

肩こりや腰痛は育児をする多くの人が経験する悩みですが、正しい対策を取ることで症状を軽くするできます。無理をせず自分の体を大切にしながら、育児を楽しむ時間を増やしていきましょう。



[監修]産業看護師・更年期指導士 早川 里実 先生

様々な医療現場で看護師として従事し、早期からのヘルスケアの重要性を痛感。現在は、性差による健康課題に焦点を当て、セミナーを通して啓発活動を行っている。


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