生理後1週間はダイエット黄金期!?
2024年 7月 24日
体重を減らすためには、生理後にダイエットを行うのが効果的だと言われています。この記事では、なぜ生理後にダイエットした方がいいのかについて解説します。
目次
- 生理後の体の変化
- 生理後のダイエット方法アドバイス
- まとめ
生理後の体の変化
女性の体は約1か月を周期に、自然と2種類ある女性ホルモンの分泌のバランスが変化します。その周期の中で特に生理後約1週間のホルモンバランスはダイエットに最適となるのです。
ホルモンの変化
生理開始日から排卵日までの間は、エストロゲンという女性ホルモンの分泌量が増加することによって、身体や精神のバランスが安定して代謝が良くなったり、やけ食いをしづらくなったりします。
それだけでなく、この時期にはプロゲステロンというもう一つの女性ホルモンが作用して体に溜まった水分が排出されやすくなります。このため、むくみなどが解消されて体重が減りやすくなります。
生理後のダイエット方法アドバイス
①食事
生理後1週間はカロリーや糖質の摂取量を普段より少しだけ減らすように心がけましょう。せっかくの痩せやすい時期なので、食事を改善し、ダイエットにつなげられるようこの時期を最大限に活用します。
ただし、あくまでも減らすカロリーや糖質の量は「少しだけ」です。カロリーや糖質を極端に制限する目的で、これらが多く含まれる炭水化物や脂質を過度に抜いてしまうと、体に必要な栄養素が不足してホルモンバランスの乱れにつながります。ホルモンバランスが乱れると、元々痩せやすい状態だった体が変化してしまい痩せにくい体になってしまうので、しっかりと栄養バランスの良い食事は摂るようにしましょう。
適切な栄養をきっちりと取るためには1汁3菜を意識することがおすすめです。コンビニで昼食を選ぶ場合には「主食」「主菜」「副菜」を1つずつ選ぶようにして、パスタなどの1品で完結してしまうものは、糖質量が多い傾向にあるため避けるようにしましょう。
オススメの選び方は主食におにぎり、主菜にサラダチキンやゆで卵、副菜にサラダ、カップ味噌汁です。まずはこの選び方から試してみましょう。
②有酸素運動
ダイエットをする上で運動は欠かせません。食事制限だけではなく、しっかりと運動も生活に取り入れていきましょう。生理後はホルモンバランスが乱れづらく、精神が安定しやすい時期であるため新しい習慣を定着させるために適切な時期と言われています。今のうちに運動習慣をつけて、継続的なダイエットに繋げていくことが大切です。
有酸素運動の中でもおすすめなのは、ジョギングやウォーキングです。いつもより1駅分多く歩いたり、階段を使うようにするのも良いでしょう。有酸素運動は脂肪燃焼効果が高いので、脂肪が燃えやすいこの時期に行うと非常に効果的です。目安としては約20〜30分行うようにしましょう。やり過ぎると体を痛めてしまうので、適度に行なってくださいね。
③ストレッチ・マッサージ
水分が排出されやすいのが生理後の特長です。そのため、お風呂の後や寝る前などにストレッチやマッサージを行うことで、むくみの解消をさらに助けることができます。リラックスした状態で、痛すぎない範囲で行うようにしましょう。
ストレッチ・マッサージによって血流の滞りや筋肉のこわばりを改善することで、基礎代謝が上がり、痩せやすい体を作ることができるので、生理後だけでなく日常的に取り入れることをおすすめします。Youtubeなどでいろいろなストレッチ方法が掲載されていますので、気になるものをまず1回実践してみましょう。
まとめ
生理後にダイエットを始めることは、体重を減らすために効果的な方法です。 生理前や生理中はストレスや食べ過ぎ、体調不良などの様々なトラブルがある人も多いと思います。比較的体調を崩しにくい生理後の今が一番ダイエット向きの環境が整っているのです。
上記のポイントを参考に、健康的かつ持続的なダイエットに取り組んでいきましょう。