気になる症状があるけど、婦人科は行きづらい…みんなどうしてる？産婦人科の選び方｜ムーンリーブログ

意外に行く機会のない産婦人科。気になる症状を見つけ、行ってみようかなと思ってもなかなかどこの医院にかかればいいのか分からないですよね。

知ってた？産科と婦人科の違い

そもそも、産科と婦人科は別の診療科目です。産科では主に、妊娠・出産に関連する検査や治療が行われます。婦人科では、月経関連症状や性感染症など、妊娠・出産以外の女性特有の健康課題・症状の診療が行われます。それら両方を行える病院は、産婦人科となるのです。自分の症状を見てくれるのは産科なのか、婦人科なのか確認したうえで産婦人科選びができると良いでしょう。

おさえておこう！婦人科の選び方

婦人科を選ぶ際に最も重要なのは自分との相性です。1回の受診で、かかりつけ病院を決める必要はないので、まず1度受診してみて相性が良いと感じたら通院を続ける形で大丈夫です。また、症状や治療によっては専門のスタッフが必要な場合もあります。例えば不妊治療を本格的に行う場合は、生殖医療専門医と胚培養士などの専門資格をもったスタッフと設備のある施設でおこなう必要があります。また不妊治療の一部は「先進医療」になっており、先進医療は認定施設でしかおこなうことができません。不妊治療で体外受精を検討している方は、先進医療ができる施設かどうか確認することをお勧めします。生理の症状、性感染症、更年期障害は、多くの婦人科で診療可能ですが、更年期障害について詳しい専門医にみてもらいたいという希望がある方は、日本女性医学学会の専門医を参照するのがお勧めです（専門医・専門資格制度）。

まとめ

この記事では、婦人科の選び方についてご紹介しました。意外に知られていない産科と婦人科の違いを抑えたうえで、ご自身の症状にあった病院を探すようにしましょう。