年代によって変化するって本当?生理痛っていつまであるの?生理中の症状の原因と対策|ムーンリーブログ

2024年 7月 28日

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前回の記事では生理痛のメカニズムや、生理痛がひどい原因についてご紹介しました。この記事では、年代による生理痛の変化やその対処法について紹介します。

年代による生理痛のなぜ

1. 10代

生理が始まって間もない10代の間は生理周期が不安定になります。ホルモン分泌や子宮・卵巣の機能が未成熟なため、生理周期が定まりづらい時期です。学校や部活との両立のため、生理痛はなぜ痛いのか、どのような要因によって悪化するのか、10代は特に知っておきたい時期です。生理周期が安定し始めるのは、初潮から約3〜4年後と言われているため、それまでの時期は常に生理用品を持ち歩くなどして、いつ生理が来ても大丈夫なように備えておくと良いでしょう。また、Moonlyなどの月経管理アプリに生理日を記録して自分の生理周期を把握しましょう。



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2. 20代~30代

20代になると女性ホルモンの分泌が安定することによって、生理周期も安定してくる女性が多いです。一方で、この時期に生理が乱れることは、将来の不妊などに繋がる可能性もあるため、生理痛の原因や生理の変化には注意を払う必要があります。一般的に、正常な生理周期は25日以上~38日以内だと言われています。この期間内に、3~7日間の生理期間が続いている場合正常な生理サイクルだと考えられます。一方で生理周期が24日以下であったり、また39日以上の場合は生理不順にあたります。

30代は女性ホルモンのエストロゲンの分泌量が生涯の中でピークにあたる時期です。20代後半から30代前半は性成熟期とも呼ばれ、月経周期も安定し妊娠・出産に最も適した時期であると考えられています。月経周期の安定によって生理痛は軽くなることが多い一方で、PMSが起きやすくなるとも考えられています。20代のPMSでは、精神的な症状に比べて身体的な症状のほうが出やすい傾向にありますが、30代になると精神的な症状も重く出てくる女性が多いです。そのため、20代にくらべてPMSがひどくなったと感じる人も多くなる傾向があります。

3. 出産後

出産を経験している女性は、特に妊娠中から産後にかけて、ホルモン分泌が大きく変化することが知られています。妊娠中に徐々に増えていった女性ホルモンは、出産と同時に一気に減少します。その後、時間をかけて少しずつ元通りになってきます。このように出産によって大きなホルモンバランスの変化がおこることや、子どもが産まれたことによる生活の変化などが影響し、出産経験がある人の方がPMSによりネガティブになったり、イライラしたりするような精神的な不調が多くなる傾向があると言われています。生理痛の仕組みを理解することで、こうした変化にも対応しやすくなります。

4. 40代

閉経が近づくと、ホルモンバランスの乱れに伴って生理に変化が現れることがあります。40代の方に知っていて欲しい生理の不調は「過多月経」と「月経困難症」です。ナプキンを頻繁に取り替えないといけないほど経血量が多い、またはレバー状の血の塊が出る、という場合は過多月経の疑いがあります。過多月経になると、貧血や立ちくらみといった症状が出ることがあります。また、生理に伴って不快な症状が出る状態の事を月経困難症といいます。今まで生理痛などの症状が何も無くても、40代になってから発症する方もいますので、是非とも知っておいてください。

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生理痛の対処法

前回の記事と今回の記事を通して、生理痛はなぜ起こるのかという生理痛の痛みの原因と、生理痛がひどいときの原因について解説しました。生理痛の原因が分かったところで、対処法についてご紹介します。

生理痛がひどい原因となる、「体の冷え」「ストレス」「食生活」を改善していくことが、まず日常的にできる対策になります。体を冷やさないように服装に気を付けたり防寒具を常備することや、ストレスをためないために適度な運動を生活に取り入れることもおすすめです。また、食生活に生理痛がひどい理由がある場合は、食生活の改善も効果的でしょう。これらの日常的にできる対処でも生理痛が改善しない場合は、鎮痛剤を服用したり、婦人科にかかることもおすすめです。低用量ピルの服用によって生理やPMSを緩和する方法もあります。

耐えられないほど生理が重い原因は?

もしも生理痛を始めとする生理前・生理中の辛い症状がひどい場合には、月経困難症かも知れません。月経困難症とは月経に伴う病的な状態のことで、25歳未満の生理がある女性の約40%にみられます。生理痛以外の症状には、腰痛・お腹の張り・吐き気・頭痛・疲労感・イライラ・下痢などがあります。月経困難症の場合は低容量ピルが主な治療法の1つです。低容量ピルには周期の安定・諸症状の改善・経血量の減少の効果があります。また、生理がある女性の約1割が発症する子宮内膜症などの病気が痛みの原因となっている可能性もあり、この場合は早期の治療が必要となります。そのため、生理中に何らかの辛い症状がある場合は、婦人科の受診を検討してみましょう。

まとめ

今回の記事では、前回の「生理痛の理由」「生理痛はなぜあるのか」というメカニズムの紹介に続き、年代別の生理や生理痛の変化についてご紹介しました。生理痛がなぜ痛いのか分かれば、自分でできる対処法も分かります。しかし、必ずしも自分で対処・改善できるとは限りません。症状が辛く、日常生活に支障をきたしている場合は、我慢せず一度婦人科にかかってみてください。

FAQ

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