新婚さん必見!ブライダルチェックの基礎知識
2024年 7月 22日
ブライダルチェックとは、結婚や妊娠を控えた女性が健康状態をチェックするための検診です。将来的に子どもが欲しいと思っている方はこの記事を読んでぜひ受けておきましょう。
目次
- ブライダルチェックとは?
- ブライダルチェックの検査項目と内容
- 男性もブライダルチェックを受ける?
ブライダルチェックとは?
ブライダルチェックとは、妊娠や出産に影響する病気の有無を確認するための検査のことです。婦人科系以外にも、血圧や生活習慣病、そのほかにも赤ちゃんに感染する病気がないか、流産や早産のリスクがないかなど、検査項目は多岐にわたります。
ブライダルチェックは婦人科やレディースクリニック、内科がある病院で受けられます。ただし、すべての産婦人科で検査できるとは限らないため、事前にホームページや電話で確認しておきましょう。
ブライダルチェックと不妊検査の違い
同じ意味と思われがちですが、ブライダルチェックと不妊検査は目的が異なります。ブライダルチェックは妊娠や出産の妨げになる病気の可能性をチェックする検査に対し、不妊検査とは妊娠をさせにくくしている根本的な原因を特定する検査です。
また検査の所要時間にも違いがあります。ブライダルチェックは基本的に1回の検査で終わりますが、不妊検査は原因を特定するまで時間がかかることがあり、複数回の通院が必要です。
ブライダルチェックのタイミング
ブライダルチェックは将来子どもを欲しいと考えている方であれば、結婚の予定がなくても早めに受診することをおすすめします。結婚してからいざ子どもが欲しいと思っても、なかなか授かれないこともあるからです。
もし早期に婦人科系の疾患が見つかれば、症状が悪化する前に治療も行なえます。いざ子どもが欲しいと思ったときにすぐに授かれるよう、早めにブライダルチェックを行なっておきましょう。
ブライダルチェックの検査項目と内容
ブライダルチェックでは血液検査・超音波検査・細胞診による検査・膣分泌による検査など多岐にわたります。クリニックにより検査内容が異なるため、予約先のクリニックに気になる検査内容があるかチェックしておきましょう。
料金は検査内容によって左右しますが、相場は15,000円~30,000円です。基本的に保険適用外の検査となり全額自己負担ですが、子宮頸がんなど一部の検査は自治体から補助金がでる場合もあります。受診前に自治体のホームページをチェックしておきましょう。
男性もブライダルチェックを受ける?
ブライダルチェックというと女性が受けるイメージがありますが、男性むけのブライダルチェックやカップルで受診できるブライダルチェックもあります。不妊症の原因の半数が男性にあることがわかっているため、いずれか赤ちゃんを望むならそれぞれ受診しておくのがおすすめです。