人には聞きづらい…性病とは?また、性病の種類や性病の自覚症状を詳しく解説!|ムーンリーブログ

2024年 7月 21日

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せい感染症という言葉はよく聞くけれど、実際に自分がそうかも?と思ったときにはなかなか他の人に聞きづらいですよね。この記事では、性感染症の種類を詳しく紹介します。

そもそも性感染症とは一体なに?

せい感染症とは、クラミジアやヘルペス、淋菌、梅毒、HIV(エイズ)などの性的接触によって感染する病気の総称です。性的接触とは、性行為などによっておこる粘膜接触のことをいいます。性病の感染の原因となる菌やウイルスなどは精液・膣分泌物・血液・性器の周辺などに生息しており、セックスやディープキスなどによって感染します。性感染症は、性行為の経験がある人は誰でもかかる可能性があるのです。

主な性感染症を知りたい!日本の性病ランキング

性感染症/性病(せいびょう)とは何か分かったところで、代表的な性病5つを一覧にし、その性病の特徴とともにご紹介します。

1. 性器クラミジア感染症

性器クラミジア感染症は、日本で最も感染者が多い性感染症の一つです。女性では自覚症状がないことが多いですが、おりものの量が少し増えたり、黄色いおりものがでたり、不正出血、下腹部痛を感じることがあります。男性では尿道からの分泌物や排尿時の痛みが主な症状です。


2. 淋菌感染症(淋病)

淋菌感染症(淋病)は、性行為によって感染する細菌性の感染症です。男性は排尿時の痛みや尿道からの膿のような分泌物が特徴的です。女性は自覚症状が少ない場合が多いですが、黄緑色の膿のようなおりものや尿道から膿が出ることもあります。非常に感染力が強く、また免疫もできないため注意が必要です。


3. 性器ヘルペスウイルス感染症

性器ヘルペスは、単純ヘルペスウイルスによって引き起こされる感染症です。性器やその周辺に痛みを伴う水ぶくれや潰瘍が現れます。初感染時には発熱やリンパ節の腫れを伴うこともあります。一度治っても体内に性病のウイルスは残り続けるため、抵抗力が落ちたときに再発することがあります。


4. 梅毒

梅毒は、梅毒トレポネーマという細菌によって引き起こされる感染症です。初期には感染部位に硬いしこりや発疹が現れ、その後全身に発疹が広がることがあります。症状が一時的に消えることがありますが、治療しないと数年後に脳や心臓に合併症を引き起こす可能性があります。2023年には調査が始まって以降最も多くの感染者数が報告されており、注意が必要です。


5. HIV感染症/エイズ

HIV感染症は、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)によって引き起こされる感染症で、進行するとエイズ(後天性免疫不全症候群)になります。初期の症状は風邪やインフルエンザのような症状ですが、免疫力が低下するため、様々な感染症や癌が発症しやすくなります。HIVは無症状の期間が数年~10年と非常に長いため、定期的な検査が重要です。


ここで紹介したもの以外も含め、せい感染症の種類は約15種類程度あると言われています。それぞれ症状が異なり、また治療が遅くなると不妊や合併症を引き起こす場合もあるため、小さな異変も見逃さず、早めに婦人科で性感染症検査をうけるのが重要です。

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女性のせい感染症チェック方法

性病に感染しても、殆ど症状がないものもあります。しかし、性感染症を把握するのにおりものが役に立つことがあります。おりものの量やニオイ、色には個人差があり、生理周期によっても変化していきます。正常なおりものは半透明〜白っぽい色で卵白のように少し粘り気がある状態です。おりものの量はホルモンの影響で変化するため、排卵期や月経期にはおりものの量は増加します。排卵期や月経期以外でおりものの量が増えた場合は、感染や炎症等を疑う必要があります。

  • 生理直後や卵胞期以外におりものの中に血液が混ざっている
  • 水っぽく流れ出るようなおりもの
  • 黄緑色でまるで鼻水のようなおりもの
  • ヨーグルト状のポソポソ・モソモソしたおりもの
  • クリーム色の泡だったようなおりもの

おりものの状態がこのような場合は、性感染症の可能性があるため、一度婦人科にかかることをおすすめします。また、普段からおりものの状態を記録することで、異変に早く気づくこともできます。おりものや生理周期の把握にはMoonlyなどの月経管理アプリがおすすめです。

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まとめ

性感染症は誰にでもかかり得る身近な病気です。しかし一度かかると、治療が難しかったり、放置すると不妊や大きな病気に繋がる場合もあるので注意が必要です。もし自分の体調やおりものに異変を感じたら、放置せずすぐに婦人科にかかりましょう。

FAQ

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