その症状更年期障害?更年期のカラダを知ろう!

2024年 7月 23日

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目次

・更年期とは

・閉経とはどういうもの?

・更年期の身体の変化

・更年期にありがちな症状

更年期障害という言葉を聞いたことはありますか?身体に様々な不調が出るらしいと聞いて、心配になっている人もいるかもしれません。今回は更年期障害に起こる体の変化と、症状についてご紹介します。

更年期とは

更年期とは、閉経の前後5年の期間のことです。

女性は人生の中でいくつかのライフステージを経験します。

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思春期に月経がはじまり、性成熟期は常に月経と向き合うこととなります。更年期になると月経が終わり始め、老年期を迎えます。月経がある時期では、月経は周期があって規則的です。それが、月経が終わる時期になると次第に不規則となります。月経の周期がいままでよりも短くなる、あるいは長くなるというような変化が生じたり、不正出血が見られることもあります

そして、月経が終わると閉経です。この閉経を迎える前後5年の時期を更年期といいます。一般的には50歳ごろ閉経を迎える場合が多いため、45~55歳ごろの10年間を更年期といいます。ですが、閉経時期はとても個人差が大きく、早い人では40歳台前半、遅い人では50歳台後半に閉経を迎えます。

更年期の「更」の字は「あらたまる」という意味があります。新しい次のステージへ進む、変化の時期とも言えるでしょう。

閉経とはどういうもの?

性成熟期も終わりに近づくと、卵巣の活動性が徐々に低下してきます。そして、月経が停止した状態を「閉経」と呼びます。閉経間近になると周期もバラバラで間隔が空くため、月経の終わりはその時点で判断することが難しいです。1年間以上の無月経状態が続いた際に、1年を振り返って「閉経」と判断されます。

更年期に起こる身体の変化

新たなライフステージへと移り変わる更年期にはどのような身体の変化が見られるのでしょうか。

卵巣組織の変化

更年期におきる変化のひとつに、卵巣組織の変化があります。閉経を迎えると女性ホルモンの産生が低下していきます。卵胞が消失し、排卵が停止するためです。女性ホルモンであるエストロゲンが欠乏すると、生殖器だけでなく、身体に様々な変化を起こすことが知られています。

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身体に現れる変化

エストロゲンが欠乏する影響で、ホットフラッシュ(ほてり)や発汗などの症状が出現します。また、倦怠感や抑うつ状態、不眠などの自律神経失調症のような症状もよく見られる症状です。

さらに、エストロゲンの臓器への働きかけが減少した結果、骨量の減少や脂質代謝の異常が現れる場合もあります。


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更年期にありがちな症状

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血管の拡張と放熱に関係する症状

ほてり、のぼせ、ホットフラッシュ、発汗などの症状が見られることがあります。これは自律神経が乱れることによるものです。血管の拡張と収縮に関するバランスをコントロールする機能が乱れることで生じます。

精神症状

気分の落ち込み、意欲の低下、イライラ、情緒不安定、不眠といった精神症状が出る場合もあります。これらは自律神経が乱れることによって起こる症状です。エストロゲンはセロトニンの生成にも関わってくるため、こういった精神症状が生じることがあります。

その他の身体症状

めまいや動悸もよくある症状です。また、頭痛や肩こり、腰や背中の痛みを感じる場合もありますが、これらは女性ホルモンが減少した事により、血流が悪くなることで生じるものです。冷えやしびれ、倦怠感として現れる場合もあります。

このように、更年期に現れる症状は多岐にわたります。誰にでも起こるものと我慢してしまうのではなく、症状が強い場合は婦人科で相談するなど対策を取っていきましょう。


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