胸の張りが気になる卵胞期に。体と心をやさしく整えるセルフケアのすすめ
2025年 4月 25日

卵胞期の後半になると、「なんだか胸が張っている気がする…」「触れると少し痛いかも?」と感じることがあるかもしれません。 今回は、そんな時期に取り入れやすい、食事や運動以外のセルフケアについて、やさしくご紹介いたします。
締めつけの少ない下着で、体をやさしく守りましょう
胸が張っているときに合わない下着をつけていると、違和感や痛みが強まってしまうことがあります。 この時期は、ワイヤーなしのブラやナイトブラ、締めつけの少ない素材のインナーを選ぶことがおすすめです。
「ふんわり包まれている感じが心地よい」「下着を変えただけでこんなに楽になるなんて!」と感じる方も多くいらっしゃいます。 日中だけでなく、就寝時のインナーも見直してみてはいかがでしょうか?
ぬるめのお風呂で全身をゆるめて
体が冷えていたり、筋肉が緊張していると、胸の張りがより気になりやすくなることがあります。 そんなときは、ぬるめ(38〜40℃)のお風呂にゆっくりつかるのがおすすめです。
お風呂に入ることで、血のめぐりが良くなり、胸まわりの緊張もやわらぎやすくなります。 バスタイムにラベンダーやカモミールのアロマをプラスすると、さらにリラックスできますよ!
深呼吸や瞑想で、心の緊張もやわらげて
ホルモンの影響で、体だけでなく心もゆらぎやすくなる時期です。 不安やイライラを感じやすくなると、体のこわばりや張り感が強くなることもあります。
そんなときは、1日5分だけでも、静かな時間をとって深呼吸してみることをおすすめします。 目を閉じて、鼻からゆっくり息を吸い、口から細く長く吐き出す。これを数回くり返すだけでも、気持ちがふっと落ち着いてきます。
「自分に戻れるような気がする」「なんだか安心できる」そんな感覚を味わってみてください。
気分転換に「五感」を意識してみましょう
胸の張りが気になるときは、つい体の不調にばかり意識が向いてしまいがちです。 そんなときこそ、視覚・聴覚・嗅覚・触覚・味覚などの「五感」に意識を向けてみましょう。
例えば…
- 視覚:お気に入りの花や風景をながめる
- 聴覚:落ち着く音楽や自然音を聴く
- 嗅覚:やさしい香りのハンドクリームを使う
- 触覚:やわらかいブランケットにくるまる
- 味覚:温かいハーブティーを味わう
五感をやさしく刺激することで、「今ここ」に意識が戻り、体の不調から少し距離をとることができますよ。
「気になるときは休んでいい」と自分に許してあげましょう
一番大切なのは、「今日はちょっと体が敏感かもしれないな」と気づける自分を受け入れてあげることです。
「胸が張っているのに、普段どおりに動かなきゃ」「がんばらなきゃ」と思う必要はありません。気になるときは、いつもよりゆっくり過ごしていいのです。 その選択が、心と体のバランスを整える大切な一歩になります。
おわりに
卵胞期の胸の張りは、一時的なものとはいえ、気になりだすとつらく感じることもありますよね。 そんなときこそ、自分の体にやさしく寄り添うセルフケアを取り入れてみてください。
ご自分が「心地よい」と思えることを、ひとつでも取り入れてあげてくださいね。 そして、今日もがんばっているご自身に、そっと「ありがとう」と声をかけてあげてください!