卵胞期に感じる肩こりに…やさしく整える運動ケアのすすめ

卵胞期は、月経が終わったあとから排卵までの期間を指します。この時期はホルモンバランスが安定しやすく、体調も比較的よいと感じる方が多いかもしれません。しかし中には、なぜか肩まわりがこわばったり、重だるさを感じたりする方もいらっしゃいますよね。 今回は、そんな卵胞期の肩こりをやさしくケアするための運動についてご紹介します！

肩こりの原因は、意外なところに？

卵胞期は心身ともに活動的になりやすく、「あれもやろう！これも頑張ろう！」と自然と動きたくなる時期でもあります。知らないうちにパソコン作業や家事などに集中しすぎて、同じ姿勢を続けてしまうことが、肩まわりの血流を悪くしていることも…。

また、普段より少し気持ちが前向きになっている分、無意識に肩に力が入ってしまう方もいらっしゃいます。がんばり屋さんほど、気づかないうちに体が緊張していることが多いのです。

そんなときは、やさしい運動で肩や背中をゆるめ、リラックスさせてあげましょう！

おすすめの肩こり対策運動

ゆったり深呼吸と肩回し

まずは深呼吸からスタートしましょう！ 鼻から大きく息を吸って、口からゆっくり吐き出します。このとき、吐く息にあわせて、肩の力をストンと抜くイメージをしてみてください。

次に、肩を前から後ろへ大きく回します。肩甲骨を意識しながら、ゆっくりと5回ほど回してみましょう。 反対回しも同じように行ってくださいね。

「こんなに肩って動くんだ！」と感じられたら大成功です！

背中ほぐしストレッチ

壁に背中を軽くつけた状態で立ち、両手を肩の高さに広げます。 そのまま、肘をゆっくり後ろに引くようにして、胸を開きましょう。

背中の肩甲骨がギューッと寄る感覚があればOKです！ 息を吐きながら、無理のない範囲で10秒キープしましょう。

この動きは、肩だけでなく背中全体のこりをほぐすのに効果的です。

首まわりのやさしいストレッチ

肩こりを感じるときは、首の筋肉もこわばりやすいものです。 無理なく首まわりをほぐしていきましょう！

椅子に座り、背筋を軽く伸ばしたら、右手で頭の左側をやさしく持ち、右にゆっくり倒します。 首の左側が心地よく伸びたら、そのまま10秒ほどキープ。反対側も同じように行ってください。

「気持ちいい～！」と感じるくらいの強さで、無理なく続けることが大切です！

日常生活でもできる小さな工夫

肩こりは、毎日の小さな習慣でやわらげることもできます。

たとえば、

• デスクワーク中は1時間に一度は立ち上がって伸びをする
• 深呼吸をこまめに取り入れる
• 肩に力が入っていないか、意識してリラックスさせる

といったことを心がけるだけでも、ずいぶんと違ってきますよ！

また、温かいお風呂にゆっくりつかることもおすすめです。肩や背中の緊張がやさしくほどけ、ぐっすり眠れる効果も期待できます。

まとめ

卵胞期は、体も心も前向きになれる大切な時期です。 だからこそ、肩こりに気づいたときは、がんばりすぎず、やさしく体をいたわってあげてくださいね。

ご自分のペースで、無理なく続けていきましょう。