排卵日はいつごろくるの?気になる排卵日の判断方法や排卵期特有の症状・特徴|ムーンリーブログ

2024年 7月 25日

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妊活中であれば、排卵日が生理の何日前なのか知りたいと考えている方もいるでしょう。実は生理周期からだけでなく、さまざまな方法で排卵日を予測できます。

気になる!排卵日とは?

女性の体は4つの月経周期に分かれ、体内でさまざまな変化がおこっています。

1. 生理の期間である月経期

2. 月経が終わり、卵子が成長する卵胞期

3. 成長した卵子が卵胞の外に排出される排卵期

4. 排卵後、妊娠に向け子宮内膜が厚くなる黄体期

排卵日とは、この周期のうち、卵子が卵胞の外に排出される日をいいます。妊活中の場合は、この排卵日前後を狙って性行為をすると妊娠の確率が高まります。

排卵日はいつごろ来るの?

排卵日の数え方は主に3つあります。

1. 計算する

セルフで計算し予測できる方法として、オギノ式というものがあります。手軽に計算できますが、生理周期にはバラつきがあるため完全な予測方法ではありません。あくまで排卵日がいつ頃なのか、目安の日付であることを念頭においてください。

計算方法は、ご自身の生理周期から14日を引き、生理予定日から何日後に排卵日を迎えるのか特定します。例えば、生理周期が30日の方であれば、生理周期30日-14日=16日となり、生理予定日が4月1日の場合、16日後の4月17日が排卵日の目安となります。Moonlyアプリを使用すると、生理開始日と終了日を入力するだけで自動で排卵日を予測してくれます。

2. 基礎体温を使って予測する

基礎体温は、排卵日を迎えると低温期から高温期へと移行します。継続して基礎体温を計測することで、排卵日が来た時の変化を察知できるようになるのです。基礎体温は、目覚めてすぐに寝たままの状態で、舌の下に基礎体温計を当て計測します。基礎体温は月経期・卵胞期は低温傾向にあり、排卵を境に黄体期は高温傾向に変わります。排卵期になると、急激に基礎体温が下がるポイントがあり、その1日〜2日後が予想排卵日です。

3. おりものの状態で予測する

排卵日前になると、おりものは透明なゼリー状で糸を引くような形状になります。指にとってみると、10cm以上も糸を引くため、排卵間近のサインとして見つけやすいでしょう。この状態が3日以上続き、排卵日2日前になるとおりもの量はピークに達します。排卵日を過ぎると、おりものは徐々に変化します。白く濁りのあるドロッとした状態で、下着に付着すると黄色っぽく見えます。量は徐々に減っていき、ややニオイを発する場合も多いです。この状態に変化したら、排卵を終えた合図です。

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排卵日に現れる症状

排卵期には特有の症状が現れる人もいます。排卵に伴う症状の多くは、ホルモンバランスの変化などが原因のもので、誰にでも起こり得ます。ここでは主な症状を紹介します。

1. PMS

PMSは月経前に感じる体や心の不調です。症状には人によってバリエーションがあり、排卵直後から症状を感じる方もいます。具体的な症状としては、激しい怒り・不安・気分の落ち込みなどの精神神経症状と、腹部の張り・乳房の張りや腫れ・頭痛などの自律神経症状に分けられます。

2. 腹痛

排卵日の前日と排卵日後の3日間を合わせた約4日間は、排卵による下腹部の痛みが出やすい時期といえます。この痛みは排卵痛といい、代表的な排卵日頃の症状です。排卵日前は下腹部の広い範囲に針で刺すようなチクチクした痛みを感じます。痛みは強めで、下腹部が張ることもあります。排卵後は痛みは軽めで、下腹部に不快感を感じる程度であることが多いです。原因は卵胞の成熟による卵巣の腫れや、ホルモンバランスの変化による子宮内膜の

剥がれ、卵子が卵巣の表面を突き破ることによる痛みなどが考えられます。

3. 腰痛

腹痛と同様の原因で、排卵痛により腰に痛みを感じる方もいます。また、腰痛以外にも、体のだるさ、ひどい眠気・頭痛・めまいなどの症状によって日常生活に影響がある方もいるでしょう。

4. 吐き気

排卵期特有のホルモンバランスの動きによって、吐き気を感じるのかもしれません。吐き気を感じる場合は、安静にして楽な姿勢で横たわり、気持ちを落ち着かせます。また、よく噛んで食べることで胃酸の過剰分泌を抑えたり、胃にやさしい物を食べることで胃をガードしたりしてください。暴飲暴食や刺激物を過剰に食べるのは避けましょう。

排卵症状は月によって変わったり、個人差があったりします。



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排卵日の注意すべき特徴

排卵日の症状の多くはホルモンバランスの変化や生理周期の影響を受けたものであり、心配はいりません。しかし、注意すべき排卵期の特徴もあります。排卵出血です。排卵時に出血が起こる理由は主に2つあります。

1. 排卵の過程による出血

排卵が行われる過程で、卵胞が卵巣の表面を突破(排卵)します。このとき卵巣が破れるため、出血が起こります。

2. ホルモンバランスの変化による出血

排卵の直前にエストロゲン(卵胞ホルモンである)の分泌量が減ることで子宮内膜が剥がれやすくなり、それにより出血します。こちらが排卵出血の主な理由だと言われており、排卵の後エストロゲンの分泌量が再度増加することで子宮内膜の環境が回復し、出血は収まります。

殆どの排卵出血は体の変化によって引き起こされているものであり、問題はありません。例えば少量で下着にごくわずかに付着する程度の出血や、排卵日の前後3日以内であること、また毎月ではなく不定期で起こる場合は正常な排卵出血と言えます。一方、出血量があまりにも多い場合や、排卵日の前後ではない時期、また定期的に起こる場合は排卵出血ではなく不正出血かもしれません。不正出血の可能性がある場合は、なんらかの病気が隠れていることもあるのでなるべくはやく婦人科にかかりましょう。

まとめ

排卵日とは、生理周期の中で卵子が成熟し排卵される日のことをいいます。排卵日がいつ来るのかは、簡単な計算や基礎体温、おりものの状況から予測できます。また、排卵日前後には特徴的な症状が出る人もいます。体調不良が排卵期前後に定期的に引き起こされている場合は、排卵が原因の体調不良かもしれません。

FAQ

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