生理周期がおかしい…生理予定日の予測が難しい時、生理周期の計算方法はあるの？｜ムーンリーブログ

生理周期がバラバラだと、生理日の予測がしづらくなにかと不便ではありませんか？また、子宮や卵巣に異常がないか心配な気持ちもありますよね。

そもそも生理周期の数え方って？

生理の周期の計算の仕方は、実はそれほど難しくはありません。生理周期は、前の生理開始日から次の生理開始日までの期間のことを指します。具体的に生理周期を数えてみましょう。例えば前の生理が始まったのが4月1日で、生理終了日が4月7日だったとします。生理終了日とは、具体的な基準が決まっているわけではないため、血が完全に出なくなった日やおりものが茶色く変化した日など、自分自身で判断する必要があります。そして次の生理が始まったのが4月29日だったとします。この場合の生理周期の数え方は、前の生理が始まった4月1日から、次の生理が始まる前日の4月28日までの28日間となります。

生理周期がバラバラになってしまう理由

生理周期がずれる理由は様々です。ストレスや生活習慣の乱れ、急激な体重変化などが原因となることがあります。また、ホルモンバランスの乱れや多嚢胞性卵巣症候群（PCOS）、甲状腺の問題などの健康上の問題も影響します。特にストレスは生理周期のずれの大きな要因となります。生理周期がおかしいと感じたら、まずは生活習慣を見直し、必要に応じて医師の診断を受けることが大切です。更に、無理なダイエットや過度な運動も生理周期がずれる原因となるため注意が必要です。体調管理をしっかり行い、バランスの取れた生活を心がけましょう。

生理不順のときの生理予定日の計算方法

生理周期がバラバラでも、計算することは可能です。まず、生理が始まった日を1日目とし、次の生理が始まる前日までの日数を数えます。これを繰り返し記録することで、自分の月経周期を計算できます。Moonlyなどの月経管理アプリを利用すると、生理不順でも生理予定日を自動で計算してくれるので、簡単に管理できます。生理不順で自分では生理予定日がわからない場合でも、アプリは過去のデータを基に予測してくれます。

手動で計算する場合の生理周期の数え方は、生理開始日から次の生理開始日までの日数を数えることです。それを繰り返して複数の周期を記録し、その平均を出すことが一般的です。

生理周期が極端に長い・短いときは？

生理周期を調べると、極端に長い、あるいは短い場合があると思います。どのくらいまでは正常で、どこからが異常なのか気になりますよね。基本的に、生理周期の数え方に従って数えてみたときに25～38日周期であれば正常な範囲内だと言われています。25日より短い場合は頻発月経、35日より長い場合は揮発月経と呼ばれる状態になります。

頻発月経には２種類あり、無排卵性と排卵性のものがあります。無排卵性のものは性機能が未熟な思春期や卵巣機能が低下する閉経前の女性に多く見られます。一方で注意が必要なのは排卵性のものです。排卵性頻発月経の原因には、排卵〜月経開始の期間が短くなる黄体機能不全と月経開始〜排卵の期間が短くなる卵胞期短縮の２つがあります。卵胞期短縮に関してはそれほど問題ありませんが、黄体機能不全による頻発月経は不妊や流産の原因になることがあるため、注意が必要です。

稀発月経には、体質が原因の場合とホルモンバランスや排卵のトラブルが原因の場合があります。体質が原因の場合は特に問題ありません。一方、後者の場合は注意が必要です。ホルモンバランスの乱れが不妊の原因になったり、無排卵の状態が続くと妊娠しづらくなったりします。また、過度なダイエットやストレスがホルモンや卵巣の機能に影響を与え、トラブルを引き起こすことがあります。

生理周期の異変に隠れているリスク

生理日のずれが続く場合には、潜在的なリスクが隠れていることがあります。例えば、頻繁に生理周期がズレる場合、ホルモンバランスの乱れやPCOS、子宮内膜症などの病気の可能性があります。生理不順が続き、生理予定日の計算が難しいと感じたら、医師に相談し、適切な検査を受けることが重要です。早期に問題を発見し、適切な治療を受けることで、健康を維持することができます。

まとめ

生理周期がバラバラなときの考えられる原因や、生理日を予測する計算方法についてご紹介しました。生理周期の計算方法を理解し、自分の身体のサイクルを把握することは、健康管理にとって重要です。生理周期の異変にはなんらかの病気が隠れていることもあるため、異変を感じたら医師に相談しましょう。