黄体期の“お腹のゆるさ”が気になるあなたへ、やさしいセルフケアのすすめ

2025年 4月 29日

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「なんとなくお腹の調子が不安定…」「また下痢かも?外出がこわい…」そんな不安を、生理前に感じたことはありませんか?とくに黄体期と呼ばれる、生理前の時期は、ホルモンの影響でお腹がゆるくなることがあります。 今回は、心と体にやさしいケアをいくつかご紹介します。


お腹を冷やさないように、ぬくもりを味方に

冷えは下痢を引き起こしやすくする大きな要因のひとつです。 とくに下腹部は、あたためるだけでも症状がやわらぐことがあります。

おすすめは、腹巻きやカイロでじんわり温めること。 お腹にやさしい素材の腹巻きは、日中も夜も使える頼もしい味方です。 カイロを使う場合は、直接肌に貼らず、服の上から貼るようにしてくださいね。

また、お風呂にゆっくり入るのもおすすめです。 ぬるめのお湯に肩までつかって深呼吸すれば、心までほぐれてくるはずです。


ストレスをためない“ゆるめの時間”をつくる

実は、心のストレスが腸の調子に影響することもあると言われています。 お腹の不調とストレスがセットでやってくる…そんな経験はありませんか?

「頑張りすぎていないかな?」「少し、ゆるめる時間をとれているかな?」と、自分に問いかけてみてください。

ほんの10分でも、好きな音楽を聴いたり、アロマの香りを楽しんだり、本を読んだりする時間をつくることで、緊張していた心がふっと緩むこともあります。 特別なことをしなくてもいいのです。「何もしない時間」こそが、最高のセルフケアになることもあります。


身体の声に耳を傾ける“記録”のすすめ

黄体期の下痢が気になる方は、自分の体のリズムを知ることも大切です。


たとえば、

  • いつごろからお腹がゆるくなるのか
  • どんなときに悪化しやすいのか
  • どんな工夫が自分に合っていたか

などを、手帳やスマホのメモに少しずつ書いてみてはいかがでしょうか?


毎月の体調の変化に気づくことができれば、「そろそろケアを始めよう」と前もって準備することもできます。 「今日は大事な日だから、お腹にやさしく過ごそう」そんな前向きな行動ができると、気持ちもぐっと軽くなるはずです。


周囲に頼ることもセルフケアのひとつです

体調がすぐれない日が続くと、「ちゃんとしなきゃ」「我慢しなきゃ」と思ってしまうこともありますよね。でも、無理をしないことも立派なセルフケアです。

職場や家庭で、信頼できる人に「ちょっと今日はお腹の調子が悪くて…」と伝えるだけでも、気持ちが軽くなることがあります。 もしそれが難しいときは、自分にだけでも「今日はゆるめでOK」と伝えてあげてくださいね。


おわりに

黄体期の下痢は、目に見えないけれど確かにしんどい症状です。そんな中でもがんばって日々を過ごしているあなたは、本当に素晴らしいと思います。

完璧でなくていいのです。体調が不安定なときは、すこし立ち止まって、自分の心と体をあたたかく包み込むような時間をつくってください。


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