肌トラブルが出やすい時期こそ、やさしいセルフケアで“かぶれ知らず”へ
2025年 5月 9日

黄体期は、排卵後から生理前にあたる時期で、プロゲステロン(黄体ホルモン)の分泌が増えるタイミングです。体温が上がり、皮脂分泌も活発になる一方、肌のバリア機能はやや低下傾向。乾燥・摩擦・紫外線・ホコリといった刺激に反応しやすく、「かぶれ」「赤み」「ムズムズ感」などのトラブルが出やすくなります。
肌が不安定な時期こそ、無理のない運動とシンプルな保湿で、肌の巡りと防御力をサポートしてあげましょう。

黄体期の肌の特徴
- プロゲステロンの影響で皮脂が増えやすい
- バリア機能が弱まり、かぶれ・赤みが出やすくなる
- 自律神経が乱れがちで、肌の代謝が落ちやすい
- 肌がごわついたり、メイクのりが悪くなることも
→ 肌に刺激を与えないこと・代謝を整えることがポイント。
かぶれを防ぐ簡単ストレッチ&深呼吸
背中ほぐし+ゆっくり呼吸
目的:自律神経を整え、代謝・肌の巡りをサポート
やり方:
1.両手を頭の後ろに添える
2.息を吸いながら背中を丸める(肩を内に)
3.息を吐きながら背中を伸ばす(肩甲骨を寄せる)
→ この動きを3回。吸う・吐くの呼吸を意識することで、緊張がゆるみ血流もアップ。肌の代謝やバリア機能が整いやすくなります。
黄体期のセルフケア:やさしさ最優先の保湿で肌を守る
シンプルな2ステップで摩擦レス
1.敏感肌用の化粧水を手でそっとなじませる(こすらない)
2.保湿力のあるジェルやミルクタイプで水分を閉じ込める
→ ノンアルコール・無香料・ノンコメドジェニック処方など、“刺激にならない”ことを基準に選ぶと安心。
ワンポイントアドバイス
- 洗顔は朝晩1日2回。低刺激の泡でやさしく
- タオルでふくときは“押さえる”だけにする
- 肌に赤みやムズムズを感じたら、濡らした冷タオルでそっと鎮静
まとめ
・黄体期はかぶれやすく、バリア機能が下がりがち
・軽いストレッチと深呼吸で代謝と肌の巡りを促す
・刺激を与えない保湿ケアで、肌を“守る”ことが優先
体も心もゆらぎやすい時期だからこそ、“肌にやさしい習慣”を意識して、トラブルを未然に防ぎましょう。