黄体期のむくみの原因とは?

2024年 7月 12日

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そもそもむくみとは

むくみとは、細胞と細胞の間に水が溜まり、水が異常に増加した状態を指し、「浮腫(ふしゅ)」とも言います。人体の60%は水分でできており、そのうち2/3は細胞内液、残り1/3は細胞外液(血液や細胞と細胞の間を満たすのにつかわれる水分)です。これらの水分は、適切なバランスで体内を循環し、細胞に栄養を送ったり、老廃物を除去したりといった働きを担います。

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しかし、細胞外液の割合が高くなり、バランスが崩れることで普段よりも体が膨らんでしまい、むくみが発生します。


黄体期のホルモンがむくみの原因

黄体期とは、排卵が終わってから次の月経が開始するまでの期間を指します。この時期には、エストロゲン(卵胞ホルモン)の分泌量をプロゲステロン(黄体ホルモン)の分泌量が上回り、女性の体に様々な不調を及ぼします。むくみも、そのうちの一つです。

黄体期のむくみは、プロゲステロンの働きによるものです。プロゲステロンは、妊娠への準備として、水分を体にたくわえる作用があります。水分が体に溜まると、溜まった水分が血管を圧迫することで血流を悪くしてしまうため、むくみやすくなるのです。

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むくみの解消方法

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むくみを解消するには内側からのアプローチと、外側からのアプローチがあります。今日からさっそく実践出来る方法をご紹介します。


内側からのアプローチ

むくみを解消するためには、塩分の多い食事を控えると同時に、塩分の排出を促すカリウムを含んだ食材も取り入れていきましょう。カリウムはほうれん草やきゅうり、バナナやアボカドなどに含まれます。

むくんでいると水分の補給を避けがちですが、むくみの改善には水分は欠かせません。一度に大量の水を飲むとむくみが生じやすくなるため、1回にコップ一杯を目安にこまめに摂取しましょう。体内の循環を促し、むくみの改善に役立ちます。


外側からのアプローチ

むくみは血液やリンパの流れが滞ることでおこります。そのため、血液とリンパの流れをスムーズにすることが大切です。簡単な方法は、湯船にお湯をためてゆっくり湯船につかること。体が温まり、血行がよくなります。入浴中は水圧が適度にかかり、滞った水分を流すのにも効果的です。余裕があれば、湯船の中でマッサージをすると、より血行促進に効果的です。

入浴後、体が温まった状態でストレッチをするのもおすすめです。特にむくみやすい足は、屈伸運動をしたり、足首を回したり、凝り固まった筋肉や関節をストレッチさせましょう。疲れてストレッチの余裕がないときは、仰向けになり、手足をブラブラさせれば末端にたまった余分な水分を心臓へ流すことができ、むくみの解消になります。


むくみの改善は体を健康的にします。毎日のちょっとしたケアを継続し、むくみを解消していきましょう。


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