生理中のお腹の張りがつらい…そんなときにおすすめのやさしいエクササイズ
2025年 4月 24日

「月経中になると、お腹がパンパンに張って苦しい…」そんな経験はありませんか?多くの方が感じるこの不快感、実はちょっとした運動で軽くなることもあるのです。 今回は、無理なく取り入れられる“お腹の張り”対策としてのやさしい運動法をご紹介いたします。
なぜ月経中にお腹が張るの?
月経中の体はホルモンバランスの変化により、水分をため込みやすくなったり、腸の動きが鈍くなったりします。そのため、ガスがたまりやすくなったり、便秘気味になったりして「お腹の張り」を感じやすくなるのです。
また、子宮の収縮によって周囲の内臓も刺激され、違和感を覚えることもあります。これらは多くの方にとって自然な変化ですので、「私だけかな?」と不安にならなくて大丈夫ですよ。
激しい運動はNG!やさしい動きがポイントです
月経中は体が敏感になっている時期です。激しい運動はかえって体を疲れさせてしまうことも…。この時期におすすめなのは、血流をやさしく促す軽めの運動やストレッチです。
では、どんな運動がよいのでしょうか?
ゆったりとしたウォーキング
お天気の良い日には、無理のない範囲で近所を15〜20分歩いてみてください。呼吸が深くなり、血の巡りがよくなることで、お腹の不快感が少しずつ軽くなることがあります。
ポイントは「がんばらないこと」。少しでも気分が悪くなったり疲れを感じたら、すぐに休んでくださいね。
寝転がってできる骨盤ストレッチ
仰向けに寝て、両ひざを立て、左右にゆっくり倒す「ワイパー運動」は、骨盤周りの緊張をゆるめてくれる簡単なストレッチです。1分程度から始めてみましょう。
「これだけ?」と思うかもしれませんが、体がほっとするのを感じる方も多い運動です。
深呼吸を取り入れたヨガポーズ
「チャイルドポーズ」や「猫のポーズ」など、ヨガの中でもリラックスを重視した動きは、心と体の緊張をやわらげるのにぴったりです。呼吸を深く意識することで、お腹周りもふんわりと緩んできます。
動画サイトなどで「生理中 ヨガ」と検索すると、初心者向けのレッスンもたくさん見つかりますよ!
運動がつらいときは、無理をしないことがいちばんです
「今日はどうしても体がだるい」「少し動くだけでしんどい…」そんな日は、無理せずお休みしてください。湯たんぽやブランケットで体を温めたり、静かに呼吸を整えるだけでも、十分にセルフケアになります。
「動いた方がいい」とわかっていても、体がついてこないときもありますよね。そんなときは、「今日は休息の日なんだ」とご自分をいたわってあげてください。
まとめ
月経中のお腹の張りは、つらくてもなかなか人に相談しづらいもの。ですが、ちょっとした運動やセルフケアで、毎月の憂うつが少しラクになるかもしれません。
「少しでも楽になるなら試してみようかな?」そんなふうに思っていただけたら嬉しいです。
ご自身の体とやさしく向き合いながら、できる範囲でケアを続けてみてくださいね。