月経期に感じる疲れに…無理なく整える運動のすすめ
2025年 4月 27日

月経期は、体と心がとても繊細になりやすい時期です。「なんとなく体が重たい…」「少し動いただけで疲れてしまう…」と感じる方も多いのではないでしょうか? 今回は、月経期に疲労感を感じたときの、やさしい運動対策についてご紹介します!
月経期に疲れを感じやすい理由とは?
月経中は、体内のホルモンバランスが大きく変化しています。 また、出血による鉄分の減少や、体温の変動、血流の変化もあり、いつもより体に負担がかかりやすい時期です。
そのため、普段は平気なことでも「なんだかすぐ疲れるな…」と感じることが増えるのは、自然なことなのです! どうぞご自身を責めず、「今は体ががんばっている時期なんだな」とやさしく受け止めてくださいね。
疲労感があるときの運動の基本は「無理をしない」!
月経期に疲れを感じているときは、いつも以上に体に寄り添うことが大切です。 「頑張って運動しなきゃ!」と思わずに、無理のない範囲で体をほぐすことを意識してみましょう。
おすすめの軽い運動
- ゆったりとしたストレッチ
- 呼吸に合わせたリラックスヨガ
- おうちの中での軽い足踏みやお散歩程度のウォーキング
体をやさしく動かすことで、血行が促され、冷えやだるさがやわらぐこともあります!
ストレッチで体をやさしくほぐしましょう
「ちょっと動くのもしんどいな…」というときには、ベッドの上やカーペットの上でできるストレッチから始めてみましょう!
簡単ストレッチの例
- 仰向けに寝て、両ひざを抱え、ゆらゆら揺れる
- 座ったまま、両手を上に伸ばして大きく深呼吸する
- 首や肩をゆっくり回して、こわばりをほぐす
ストレッチは、数分でも十分効果があります! 「少し体が軽くなったかも?」と感じられたら、素敵な一歩です。
気分が乗らないときは、休んでも大丈夫!
月経期は、日によって体調の波が大きく変わることもございます。 「昨日は動けたのに、今日は全然ダメかも…」ということも、決して珍しいことではありません。
そんなときは、運動をお休みしてもいいのです!休むことも、立派なセルフケアだと考えてくださいね。
休む日の過ごし方
- 温かい飲み物をゆっくり飲む
- やさしい音楽を聴きながら深呼吸する
- ふかふかのブランケットにくるまってリラックスする
体が「今日は休みたい」と教えてくれているサインに、素直に従ってあげましょう。
運動後は、しっかりと体を休めましょう
たとえ軽い運動でも、終わったあとはしっかり休息をとることが大切です。 特に月経期は、普段以上に体が疲れやすい状態になっています。
運動後に心がけたいこと
- 温かいお風呂にゆっくりつかる(体を冷やさないように!)
- 体を締めつけない、やわらかい服で過ごす
- 少しでも眠くなったら、短時間でも横になる
体も心も、「がんばったね!」とほめながら、やさしくいたわってあげてください!
おわりに
月経期に疲労感を感じるのは、体が一生懸命バランスを整えようとしているサインです。 だからこそ、周りと比べることなく、自分の体の声を一番に大切にして過ごしてくださいね。
運動は、がんばるためのものではなく、体と心をやさしく整えるためのものです。 「今日はどんなふうに過ごそうかな?」と、自分に問いかけながら、無理なく心地よく過ごしていきましょう!