【月経期の肌悩み対策】無理なくできる運動&セルフケア法
2025年 5月 10日

◆月経期の肌はなぜ不安定になるの?
月経期は、ホルモンバランスが一時的に大きく乱れる時期です。エストロゲンとプロゲステロンの分泌が急激に低下することで、体全体の代謝や免疫が落ちやすく、肌のバリア機能も一気に弱まります。
こんな肌トラブル、起こっていませんか?
- 肌の乾燥やバリア機能の低下
- 小さな刺激にも反応する敏感肌状態
- 痒み・赤み・湿疹・ピリつきといった炎症症状
- ニキビが悪化したり、かさつきが目立つ
この時期はとにかく「肌を守る・刺激を減らす・整える」ことが大切です。無理をせず、身体と心をいたわるセルフケアと運動を心がけましょう。
◆肌を労わるために!月経期におすすめの簡単運動
① 寝たままできる股関節ストレッチ(5分)
身体が重くて動きたくない日も、寝たままできるストレッチなら負担なく続けられます。股関節をゆるめると血行がよくなり、肌の代謝にも好影響。
やり方:
- 仰向けに寝て、両膝を立てる
- 両ひざをゆっくりと左右に倒す動きを10回繰り返す
- ゆっくり呼吸しながらリズムよく行う
② 足の指グーパー体操(3分)
冷えやすい足元の血流を改善することで、体全体の巡りをサポート。肌への栄養供給も促され、回復力が高まります。
やり方:
- 椅子に座って、足の指を「グー(握る)」「パー(開く)」を10回繰り返す
- 片足ずつ行ってもOK
- お風呂上がりや就寝前がおすすめ
◆肌の敏感・ピリつき・赤みを和らげるセルフケア法
① 刺激レスのミニマム保湿ケア
月経期は肌の防御力が落ちているため、成分数を減らした「シンプルケア」が最適。あれこれ塗るより、必要最低限でしっかり保湿を。
ポイント:
- 低刺激・無添加の化粧水と保湿剤を使用
- コットンよりも手でなじませる方が刺激が少なくて安心
- 赤みや湿疹部分はこすらず、押さえるようにケア
② 温タオルでほっと一息・肌と心のクールダウン
精神的な緊張や冷えも肌トラブルを引き起こします。温かいタオルで顔や首まわりを温めるだけで、肌も心もふわっとほぐれます。
やり方:
- タオルを濡らし、レンジで30秒ほど温める(やけどに注意)
- 首元や顔の下半分を包み込むように当て、深呼吸
- 終わった後は、やさしく保湿を
おわりに
月経期の肌は、とても繊細で不安定。この時期に無理をして過ごすと、肌トラブルが長引きやすくなります。
「今は肌ががんばってる時期なんだ」と受け入れて、休める工夫と、やさしいケアを取り入れることが大切です。
今回紹介した運動とセルフケアは、どれも自宅で簡単にできるものばかり。身体にも肌にもやさしく寄り添う方法として、ぜひ取り入れてみてください。