「お腹がパンパンでつらい…」排卵日のお腹の張りにやさしく効く運動法

「ガスがたまってる感じがする」「ズボンのウエストがきつくなったような気がする」そんなふうに感じる排卵日前後の“お腹の張り”。実はこれ、ホルモンバランスの変化によって腸の動きがゆっくりになることで起こりやすくなると言われています。 今回は、排卵日のお腹の張りをやわらげるための、やさしい運動をご紹介します。体力に自信がない方でも、気軽に取り組める内容ですので、ぜひ試してみてくださいね。

寝転がってできる「ガス抜きポーズ」

仰向けに寝て、片方の膝を胸の方に引き寄せ、数秒キープします。反対側も同じように行い、最後に両膝を抱えて、ゆっくり呼吸しましょう。 この動きは「ガス抜きポーズ」とも呼ばれ、腸の動きを促してくれる効果があるとされています。

ゆっくりとした呼吸とあわせて行うと、お腹だけでなく心も落ち着いてきます。「今日はちょっとしんどいな…」というときの夜の習慣にもおすすめです。

座ったままできる「骨盤まわし」

イスに浅く腰かけ、背筋を伸ばした状態で骨盤をゆっくり円を描くように回します。 右回り・左回りそれぞれ10回ずつ程度行うだけでも、下腹部の重だるさがスッと軽くなることがあります。

骨盤まわりを動かすことで血流が良くなり、腸の働きも少しずつ活性化していきます。デスクワークの合間にも取り入れやすいので、「今日は調子がいまいち…」というときこそ、こまめに体をほぐしてみてください。

ゆるウォーキングで全身の巡りをサポート

外の空気を吸いながら、ゆっくりしたペースで10〜20分ほど歩くのも、お腹の張り対策に効果的です。 無理に早歩きする必要はありません。「景色を楽しみながら歩く」ことを意識するだけで、全身の血行がよくなり、腸の動きも自然と活発になります。

天気のいい日は、お気に入りの音楽を聴きながらのウォーキングも気分転換になりますね。

深呼吸でお腹の緊張をゆるめましょう

お腹が張っているとき、気づかないうちにお腹に力が入ってしまっていることもあります。 そんなときは、深呼吸を意識的に取り入れてみてください。

鼻からゆっくり息を吸い、お腹をふくらませるように。次に口から長く吐いて、お腹の力を抜いていきます。 これを3〜5回繰り返すだけでも、お腹まわりの緊張がゆるみ、リラックス効果も期待できますよ。

まとめ

排卵日前後の不調は、なかなか周囲に理解されにくいものかもしれません。でも、ちゃんと向き合おうとしているあなたはとても素敵です。

「今の自分にやさしくしてあげよう」そんな気持ちで、今日もご自身をいたわってあげてくださいね。