排卵日のめまいをやわらげる運動のコツ
2025年 4月 20日
「なんだかクラクラする…」「急に立ち上がったらふらついた」排卵日前後に、そんなめまいのような症状を感じたことはありませんか？実は、排卵期には女性ホルモンのバランスが大きく変化することで、体調にさまざまな揺らぎが現れることがあります。そのひとつが「めまい」です。 今回は、そんなときに取り入れやすいやさしい運動でのセルフケアをご紹介します。
なぜ排卵日にめまいが起こるの？
排卵期は、エストロゲンというホルモンの急な変化により、自律神経が乱れやすくなる時期です。血圧が一時的に低くなったり、血流のバランスが崩れたりすることで、ふらつきや立ちくらみを感じることがあるのです。
また、排卵に伴う軽い腹痛やだるさも重なり、いつも以上に体が敏感になっているかもしれません。
ゆっくりとした深呼吸ストレッチ
めまいが気になるときは、まず無理をせず、座ったままでもできるストレッチから始めましょう。
静かに鼻から息を吸い、口からゆっくり吐くことを意識しながら、肩や首を軽く回してみてください。 呼吸と動きを合わせることで、自律神経が整いやすくなり、心も体も落ち着いてきますよ。
寝たままできるヨガポーズ
立って動くのがつらいときは、ベッドの上でできるポーズもおすすめです。
たとえば「仰向けのひざ抱えポーズ」。あおむけに寝て、両ひざを胸の前に引き寄せ、両腕でやさしく抱えるだけ。 腰やお腹まわりがほぐれ、血のめぐりも促されて、ホッとした気持ちになれます。
目を閉じて、心地よさを感じながら数分間キープしてみてください。
お散歩や軽いウォーキング
もし体調に余裕があれば、外の空気を吸いながらのんびり歩くのもおすすめです。 日光を浴びることで気分が前向きになり、自然と体のリズムも整いやすくなります。
「今日は5分だけ歩いてみようかな」そんな気軽な気持ちで大丈夫です！ 歩きながら、少しずつ心も軽くなっていく感覚を味わってみてください。
運動をする際の注意
どんな運動も、「気持ちいい」と思える範囲でとどめてくださいね。もしめまいが強くなったり、吐き気を感じたりする場合はすぐに中止し、ゆっくり体を休めましょう。
また、水分不足もめまいの一因になることがありますので、こまめな水分補給もお忘れなく。
まとめ
排卵期の体調の変化は、がんばっている証でもあります。無理をせず、少し立ち止まって、体と心をいたわる時間を大切にしてください。
この記事で紹介したような軽い運動を通じて、少しでも症状がやわらぎますように。
