排卵期の乾燥肌ケア|うるおいを逃さないための食事とセルフケア術
2025年 5月 10日

排卵期は、女性ホルモンのバランスが大きく変化する時期。肌の調子が良くなる一方で、インナードライ(内側の乾燥)を感じやすくなる人も少なくありません。今回は、乾燥肌に悩む人が排卵期に意識すべき食事とセルフケアを、それぞれ2つずつご紹介します。
排卵期の肌の特徴とは?
排卵期(生理開始から約14日目前後)は、エストロゲンがピークを迎えた後に一気に減少し、黄体ホルモン(プロゲステロン)へと切り替わる時期。この急なホルモン変化により、
- 肌のキメは一時的に整う
- しかし水分が逃げやすく、乾燥を感じる人も増える
といった状態になりがちです。
表面はうるおって見えても、実は内部が乾燥している“インナードライ”が起きやすい時期です。
【食事編】内側から潤す!排卵期におすすめの2品
1. サーモンの蒸し焼き
サーモンに含まれるアスタキサンチンとオメガ3脂肪酸は、細胞の乾燥を防ぎ、肌のうるおいを保つ効果が期待できます。フライパンにクッキングシートを敷いて蒸し焼きにするだけの、手軽な1品。
2. 雑穀入りごはん
白米に、アマランサスやもち麦などの雑穀を混ぜて炊くだけ。ミネラルや食物繊維が豊富で、腸内環境が整い、肌の水分保持力を底上げする効果が期待できます。
【セルフケア編】外から守る!排卵期の乾燥対策2選
1. 朝の「ブースターオイル」使い
洗顔後すぐ、化粧水の前に少量の美容オイル(ホホバオイルなど)をなじませることで、水分の蒸発を防ぎます。化粧水の浸透も良くなり、インナードライを防ぐ助けになります。
2. フェイススチームで巡りUP
湯気を利用したフェイススチーム(タオル蒸し)は、肌の血流を促進し、乾燥を防ぐのに有効。洗面器にお湯を張り、顔を3〜5分当てるだけ。仕上げにすぐ保湿すれば、うるおいを閉じ込められます。
まとめ|排卵期は「うるおいを逃さない」ケアがカギ
肌表面が安定していても、内部が乾燥していることに気づきにくい排卵期。
この時期は、「うるおいを与える」だけでなく、「逃がさない工夫」がポイントです。
食事とセルフケアの両面から、バランスよくケアを取り入れて、次の周期に備えましょう。