排卵期に実践！オイリー肌さんのための運動とセルフケア

～ホルモン変動が大きい時期こそ、落ち着いたケアで美肌を守ろう～

排卵期（生理の約14日前）は、エストロゲンと黄体ホルモン（プロゲステロン）が入れ替わり始め、心身のバランスが崩れやすい時期。

このホルモン変化により、肌もオイリーに傾きやすくなります。今こそ、やさしく整えるケアと、気分転換になる軽い運動が大切です。

◆ 排卵期の肌の特徴とオイリー肌さんが気をつけたいこと

• 皮脂の分泌がピークに近く、ニキビや毛穴詰まりが起こりやすい

• ホルモンバランスが乱れ、肌が不安定になる

• ストレスや疲れが出やすく、肌にも影響が

• Tゾーンのテカリやあごニキビに注意

• 肌が不安定になりがちなので、「刺激しすぎず、整える」ケアがカギです。

◆ 排卵期に実践すべき運動（簡単で日常的にできるもの）

① ゆったりウォーキング（15～20分）

心身のバランスを整えるための、穏やかな運動を

排卵期は疲れを感じやすいタイミング。あえて無理のないウォーキングを取り入れることで、血流を保ちつつ、肌トラブルも防げます。

実践方法

• 早歩きはせず、リラックスして歩くペースでOK

• 公園や自然の多い場所を選ぶと、気分も安定しやすいです

• 毎日でなくても、週2〜3回から無理なく続けるのがコツ

② やさしいストレッチ（5～10分）

緊張をほぐし、睡眠や自律神経を整えるストレッチを習慣に

ストレスで肌が荒れる前に、体と心を緩める時間をつくりましょう。

簡単ストレッチ例

• 首や肩のまわし（左右10回ずつ）

• 背中の伸ばし（腕を前に出して深呼吸）

• 股関節まわりの開脚ストレッチ（軽くゆするだけでもOK）

実践方法

• 入浴後や寝る前など、体があたたまっている時間帯に

• 深い呼吸を意識しながら、ゆっくり行うのがポイント

◆ 排卵期におすすめのセルフケア（自宅で簡単にできるもの）

① 炎症ケア＆皮脂抑制のスキンケア

ニキビやテカリが出やすい時期の、引き算ケアを

この時期はスキンケアを頑張りすぎないことが大切。必要最小限の保湿と、肌を落ち着かせる成分を取り入れましょう。

実践方法

• 洗顔は朝晩1日2回まで、洗いすぎ注意

• サリチル酸、グリチルリチン酸、ビタミンC誘導体などの成分入り化粧水がおすすめ

• 乳液・クリームは油分控えめのライトタイプを選ぶ

② 冷タオルで毛穴引き締め（1日1回）

熱がこもりがちな肌に、クールダウンを

皮脂が活発で毛穴が開きやすい時期。肌の引き締めには冷タオルがおすすめです。

実践方法

• 清潔なハンドタオルを水に濡らし、冷蔵庫で冷やす（または氷水で冷やす）

• 洗顔後、顔に当てて1〜2分ほど冷やすだけ

• その後、化粧水や保湿で肌を整える

③ 蒸しタオル＋リラックスタイム（1日5分）

肌も心も落ち着かせる、自宅での手軽な温活ケア

排卵期は心が揺れやすく、肌にも表れやすい時期。やさしい温かさで緊張をゆるめる時間をつくりましょう。

実践方法

• ハンドタオルを濡らし、電子レンジで30秒ほど温める

• 顔や首、肩にのせて、5分間目を閉じてリラックス

• 血行が促進されて、肌の透明感もアップ

まとめ

排卵期は、ホルモンバランスが大きく動く「肌が揺らぎやすい時期」。

この時期は、攻めのケアよりも「守りのケア」がポイントです。

無理のない運動や、やさしいスキンケアを日常に取り入れて、肌トラブルを未然に防ぎましょう。

無理をせず、少しずつ「肌と心を落ち着ける習慣」を作ることが、美肌づくりにつながります。