「なんだかお腹が張る…」そんな排卵期に。体がラクになる優しい運動習慣とは?
2025年 4月 24日

「排卵期になると、お腹がぽっこりして苦しい…」「なんだかガスがたまっている感じがして不快…」そんな経験はありませんか?排卵前後の数日間、体のホルモンバランスが変わることで、お腹の張りを感じやすくなる方は少なくありません。 今回は、お腹の張りをやわらげるために、誰でも気軽に取り入れられる“優しい運動”をご紹介いたします。
体をゆるめる、呼吸を深める。おすすめの軽い運動3選
1. 寝転んでできる!ガス抜きポーズ(パヴァナムクターサナ)
ベッドやマットの上に仰向けになり、片膝を胸の方に引き寄せて数秒キープします。反対側も同じように行い、最後に両膝を胸に引き寄せてゆっくり呼吸しましょう。
腸にたまったガスの排出を助けるとされており、「ガス抜きのポーズ」とも呼ばれています。
2. 骨盤まわりをほぐす“骨盤まわし”
立ってでも、座ったままでもOKです。骨盤を大きく円を描くようにゆっくりまわしてみてください。
ゆるやかな動きで、骨盤周辺の血流が良くなり、下腹部の重だるさが和らぎやすくなります。
3. 散歩やストレッチも◎
長時間座りっぱなしでいると腸の動きが鈍りがちです。無理のない範囲で、外の空気を吸いながら15〜20分ほど歩くのもおすすめです。
また、テレビを見ながらできる軽いストレッチなども、リラックスしながら続けやすいですよ。
運動の前に…ご自身の体調に耳を傾けてください
どんなに簡単な運動でも、体調がすぐれないときには無理をしないでくださいね。 お腹の張りと一緒に、痛みや吐き気、発熱などがある場合は、早めに医療機関を受診されることをおすすめいたします。
また、排卵期はメンタルも不安定になりやすい時期です。なんとなくイライラしたり、落ち込みやすくなったり…。そんなときこそ「少しでも自分がラクになる選択をすること」を一番に考えてみてください。
まとめ
お腹の張りがつらいとき、つい「がんばらなきゃ」と思ってしまいがちですが、そんなときほど、肩の力を抜いてくださいね。深呼吸しながら体をゆるめることで、少しずつ心も体もほぐれてくるはずです。
小さなことからでも大丈夫です。「今日も自分の体を大切にできた!」そんなふうに思える一日が、きっと明日につながっていきます。