排卵期のお腹の張りに、意識して取り入れたいセルフケア

排卵期になると、急にお腹が重く感じたり、ガスがたまっているような不快感が続いたり…。そんな症状に悩まされること、ありませんか？ 食事や運動を工夫しても、なんだかラクにならない…。今回はそんなときにできるセルフケアをご紹介します。

お腹を温めて、内側からリラックス

お腹の張りは、冷えによってさらに強く感じることがあります。そんなときは、腹巻きやカイロ、湯たんぽなどでお腹周りをやさしく温めてみてください。

とくに寝る前や外出時など、ちょっとした時間でも温めることで、内臓の血流がよくなり、自然と張りがやわらぐことがあります。

「冷えてたんだな」と気づくだけでも、ホッとする瞬間になりますよ。

深呼吸とマッサージで、ゆっくり心をほぐしてみましょう

緊張しているときやストレスを感じているとき、無意識にお腹に力が入っていることがあります。 そんなときは、意識的に“深呼吸”をしてみてください。

おへそのあたりに手を当てて、鼻からゆっくり息を吸い、口から長く吐き出します。これを数回繰り返すだけで、お腹まわりの緊張がゆるみ、心も落ち着いてきます。

また、優しくなでるようなマッサージもおすすめです。お腹に手をあてて、時計回りにそっとさすってみてください。 「よくがんばっているね」と、自分の体に声をかける気持ちで行うと、不思議と心も温かくなってきますよ。

香りの力を借りて、ホッと一息

アロマやお香など、香りには気持ちを整える力があります。 とくにラベンダー、カモミール、ゼラニウムなどは、緊張をゆるめてリラックスを促してくれる香りとして知られています。

お気に入りのハンドクリームを使ったり、ティッシュにアロマオイルを1滴垂らして香るだけでも十分です。 「なんとなくつらい…」という気分をそっと軽くしてくれる、やさしいお守りのような存在になるかもしれません。

“休むこと”も立派なケアです

どうしてもつらい日は、「何もしない」を選んでもいいのです。 無理に頑張ろうとすると、かえってストレスになってしまうこともありますよね。

心と体が「ちょっとしんどいな」と感じているサインを見逃さずに、あたたかいお茶を飲んで、横になって、静かな時間を過ごしてみてください。 その“何もしない時間”こそが、体にとって大切な回復の時間になることもあるのです。

まとめ

排卵期の体調変化は、自分でも気づきにくいほど繊細なものです。 だからこそ、「今日はちょっとしんどいかも…」と感じたときは、ご自身の気持ちを一番にしてあげてください。

小さな工夫が、あなたの毎日を少しずつラクにしてくれることを願っています。