排卵期の肩こりに悩んだら…やさしく整える運動ケア

排卵期は、女性の体が一時的に大きな変化を迎える時期です。ホルモンバランスの影響で、体がむくみやすくなったり、だるさを感じたりすることもありますよね。 そんななか、「なんとなく肩が重い…」「首まわりがこってつらい…」と感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか？ 今回は、そんなときに取り入れたい、やさしい運動ケアをご紹介いたします！

排卵期の肩こりはなぜ起こる？

排卵期は、女性ホルモンのひとつである「エストロゲン」がピークを迎えたあと、急激に減少しはじめるタイミングです。 この変化が、自律神経のバランスに影響を与え、体が緊張しやすくなることがあります。

また、排卵に向けて体内の水分量が変化するため、むくみや血行不良が起こりやすく、それが肩こりにつながることもあるのです。 「自分を責める必要はないんだな」と思っていただけたらうれしいです！

肩こりをやわらげる、やさしい運動のポイント

排卵期は体が敏感になりやすい時期ですので、無理に激しい運動をする必要はありません。 「いたわるように、ゆるやかに動かす」ことを心がけましょう！

ここからは、おすすめの簡単運動をご紹介いたします。

深呼吸とセットで行う肩回し

まずは、緊張をほどくために深呼吸をしましょう。 鼻から大きく息を吸い、口からゆっくり吐き出します。

次に、両肩をゆっくりと前まわし・後ろまわしに5回ずつ回します。 肩甲骨を意識して、大きく、ゆっくりと動かすのがポイントです！

「こんなに肩まわりが動くんだ！」と感じられるくらい、リラックスしてみてくださいね。

肩甲骨ストレッチで背中スッキリ

肩甲骨まわりを動かすことで、血流がよくなり、肩こりの予防にもつながります！

• 両手を肩に添えます
• 肘で大きな円を描くように、ぐるぐる回します
• 前まわし・後ろまわし、それぞれ5回ずつ行いましょう

肩だけでなく、背中もじんわりと温まってくる感覚があれば大成功です！

首まわりのやさしいストレッチ

首のこりも、肩こりに大きく影響しています。 無理のない範囲で、首まわりをゆっくり伸ばしていきましょう！

• 背筋を伸ばして座り、右手で頭の左側を軽く持ちます
• 息を吐きながら、頭を右に傾け、左の首すじを伸ばします
• そのまま10秒キープしたら、反対側も同じように行いましょう

「痛気持ちいい」くらいの強さで十分です！ 無理に引っ張ったりせず、やさしく行ってくださいね。

日常のなかでできる小さな工夫

運動にプラスして、日常生活のちょっとした工夫も肩こり対策に効果的です！

• デスクワーク中はこまめに立ち上がってストレッチする
• スマホを見るときは、できるだけ顔の高さに持ってくる
• 1時間に1回は、深呼吸と肩回しをセットで行う

「たったこれだけ？」と思われるかもしれませんが、続けることで肩まわりがぐっと楽になることもあります！

まとめ

排卵期は、体も心も繊細になりやすい時期です。 そんなときこそ、「もっとがんばらなきゃ！」ではなく、「少し力を抜いてもいいんだよ」と、自分自身にやさしく声をかけてあげてください。

今日も、ご自身の体を大切に過ごしていきましょうね！